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京都大学 前期 1977年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1977年 第5問 (解答解説)

📝 問題
  1. 底辺の長さが一定で,他の2辺の和も一定であるような三角形のうち, 面積最大のものは,二等辺三角形であることを示せ.

  2. 周囲の長さが一定な四辺形のうち,面積最大のものは正方形であることを示せ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

底辺 $BC=a$ と2辺 $AB=x, AC=y$ をもつ三角形 $ABC$.

図 1: 底辺 と2辺 をもつ三角形 .

以外の2辺の長さを とすると題意より

である.ここで

とおくと,ヘロンの公式から三角形の面積 は

から

となる.等号成立は の時で,この時三角形は2等辺三角形である.よって題意は示された.

(2)

対角線 $BC=a$ で分けた三角形 $ABC$ と $BCD$

図 2: 対角線 で分けた三角形 と

四角形 とし,4辺の長さを とすると題意より を定数 () として

となる., と固定するとで一定である. この時(1)より, は で面積最大である.この面積を とする.三角形の存在条件から

である.

$x=y=k/2$,$z=w=(m-k)/2$ のときの高さ $AE$ と $ED$

図 3: , のときの高さ と

上図で は の中点とすると,に三平方の定理を用いて

である.よっては

コーシー・シュワルツ等号成立は等号成立は

となる.従って を固定した時は で は最大値 をとる.

次に をで動かす.(式16)を変形して

等号成立はのとき

となる.したがって は で最大となる.このはを満たし十分である.

この時 で,たしかに は正方形である.よって題意は示された.

【別解】

(2)

四角形 $ABCD$ の4辺 $x,y,z,w$

図 4: 四角形 の4辺

とする. ブレードシュナイダーの公式から, として

及び

等号成立は かつ ,つまり が正方形の時である.

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