【解答】
図 1: 同じ速さで進む と角 内の点
を原点, を 軸とする上図のような座標系を考える.
の方向ベクトルを
とおく (),点 とおく.
題意から , , , () とおける. 又は の時,, から, は の2等分線上にあるから良い.
そこで以下 , の時を考える.
このもとで題意の条件から
が成り立つと仮定する.
図 2: 面積と内積から を求める補助図
上図の3点 に対し
の面積
だから,の座標を用いて は方程式
の異なる二つの実数解である.
ここでさらにの座標をとおくと,がの内部にあるから
である.(式3)に代入すると
となる. から両辺のを割って絶対値も外して
である.(式10)がについて異なる2つの実数解を持つ必要があるが,
の時は左辺は次式だから不適である.そこで
が必要で,この時(式10)とから
である.
題意と(式4)より だから,(式11),(式12)を満たすのは
である.この時(式10)がについての恒等式になって常に(式1)は満たされる.
(式13)の時,,つまり が の2等分線上にある.
以上から題意は示された.
【別解】
図 3: 別解で用いる の図と角
各図形量を上図のようにおく.
この時 となる が少なくとも2つある条件をしらべる.
ただし
とする.
に正弦定理から
だから,(式14)より の時,
である.
から
となる. の時は題意を満たす.
の時これを満たす は2つはないから不適である.以上よりとなり,はの二等分線である.