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京都大学 前期 1965年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1965年 第4問 (解答解説)

📝 問題

平面上で,角内に定点がある. いま,二点,が同時に点を出発して,同じ一定の速さで,それぞれ半直線,上を進むものとする. 出発後,しばらくして,この二点がそれぞれ,にあるとき,であった. さらに,もっと進んで,二点がそれぞれ,にあるときも,であった. この場合,点は角の二等分線上にあることを証明せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

同じ速さで進む $P_i,Q_i$ と角 $XOY$ 内の点 $A$

図 1: 同じ速さで進む と角 内の点

を原点, を 軸とする上図のような座標系を考える. の方向ベクトルを とおく (),点 とおく.

題意から , , , () とおける. 又は の時,, から, は の2等分線上にあるから良い. そこで以下 , の時を考える.

このもとで題意の条件から

が成り立つと仮定する.

面積と内積から $\tan\theta$ を求める補助図

図 2: 面積と内積から を求める補助図

上図の3点 に対し

の面積

だから,の座標を用いて は方程式

の異なる二つの実数解である.

ここでさらにの座標をとおくと,がの内部にあるから

である.(式3)に代入すると

となる. から両辺のを割って絶対値も外して

である.(式10)がについて異なる2つの実数解を持つ必要があるが, の時は左辺は次式だから不適である.そこで

が必要で,この時(式10)とから

である.

題意と(式4)より だから,(式11),(式12)を満たすのは

である.この時(式10)がについての恒等式になって常に(式1)は満たされる. (式13)の時,,つまり が の2等分線上にある.

以上から題意は示された.

【別解】

別解で用いる $OP=OQ$ の図と角 $\theta,\psi,\alpha$

図 3: 別解で用いる の図と角

各図形量を上図のようにおく. この時 となる が少なくとも2つある条件をしらべる. ただし

とする.

に正弦定理から

だから,(式14)より の時,

である. から

となる. の時は題意を満たす. の時これを満たす は2つはないから不適である.以上よりとなり,はの二等分線である.

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