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京都大学 前期 1962年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1962年 第4問 (解答解説)

📝 問題

,,は与えられた正の定数で,であるとする. の範囲で,3次函数のグラフが,2次函数のグラフの下側に出ないように, 正の定数,の値を求めることができるかどうかを吟味せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた関数

および

について考える.

新しく

に対してで常にとなるを探せば良い.

一階微分を計算すると

である.

さて,の解はそれぞれ と だからグラフは図のようにな る.

原点で接する二つのグラフの一例($0<a<b<c$)

図 1: 原点で接する二つのグラフの一例()

したがって,となるためにはが で接する(すなわちである)ことが必要で,

である.(式4)に代入すると

を得る.従っての符号に応じて増減表は以下のようになる.

のとき
極大

表 1: の符号に応じた の増減表

このうち,の範囲でとなりうるのは

の方である.さらにの値に応じて場合分けする.

の時

極大

表 2: となる をとったときの の増減表()

となるよう がとれて,この時 は で をとるから,題意を満たす が存在する.

の時

極大

表 3: のときの の増減表()

この時は となって, は 又は で最小値をとる.を具体的に計算すると

だから, の時は, となる がとれて,題意を満たす が存在する. 逆に の時, となって条件は満たさず不適である. 以上からの時は題意のが存在する.

以上から求める条件は,

の時,は存在するの時,存在しない

である.

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