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京都大学 後期 1991年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 後期 1991年 第5問 (解答解説)

📝 問題

からまでの相異なる個の自然数の中から無作為に個を取り出し,大きい方を,小さい方をとする. つぎに残りの個の自然数の中から無作為に個を取り出し,大きい方を,小さい方をとする.

  1. の期待値を求めよ

  2. の期待値を求めよ.

  3. の期待値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

は 個の自然数から二つを取り出す 通り全てについての和である. この時各数字は 回出るので

が求める期待値である. (答)

(2)

となる場合の数は,以下の自然数からを選ぶ通りである. 全体の場合の数は(1)より通りだから,は

と求まる.(答)

(3)

先に をえらんでも えらんでも良いので,これらは対称である. 従って,の期待値との期待値は等しい. そこでについて考える. 期待値の和の公式より

①

であるから,(1)と(2)を代入して

である.(答)

【解説】

(2)を先に出してもよい.その場合は以下のように求まる. なる確率と, なる確率は明らかに等しいから,

である.

類題として,からの個の自然数から,個をえらぶことを考える. 小さい方から 番目の期待値は

で与えられる.

a

図 1: a

についての証明は容易である.の方は,本解説と同様に

となる. 対称性から となることに注意して

となる.以上からでは示された.

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