東京工業大学 前期 2006年 第1問 (解答解説)
📝 問題
以下の問いに答えよ.
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自然数
に対し を求めよ. -
次の不等式を示せ.
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を正の数とし, を超えない最大の整数を で表す. が奇数のとき次の不等式が成り立つことを示せ.
✏️ 解答解説
【自動文字起こし・要確認】
【解答】
(1)
与えられた数列
について考える.自然数
とおく.
が成り立つ.
従って(式1)は
である.
(2)
と同値である.左右の不等号を別々に示す.
左側の不等号
となる.これはは単調減少であり,
従って区間
右側の不等号
と非負だから
である.従って
以上で(式5),従って題意は示された.
(3)
まず題意の不等式の積分において
であるからこれを示せば良い.
題意より
と表せる.ガウス記号の性質より
とおける.
(式10)の積分を
とおいて,これを変形すると(式4)を用いて
となる.(1)と同様
である.(式12)より
である.(式12)を代入して
を得る.これは(式10)に他ならないから,(式10)が示された. よって題意は示された.
【解説】
(2)の途中で出てきた不等式はジョルダンの不等式と呼ばれる.図形的に示すとわかりやすい.