東京大学 前期 2000年 第3問 (解答解説) 📝 問題 とする. 正の整数に対して,区間を等分する点の集合 の上で定義された関数があり,次の方程式を満たす. ただし,,である.このとき,以下の問いに答えよ. とおいてを求めよ. とおく.を求めよ. それぞれの場合について, のでのグラフをかけ. ✏️ 解答解説 【解答】 (1) 簡単さのため とおくと,題意の方程式は である. まず任意のについてであることを背理法で示す. に対してと仮定する.(式1)の第二式でを代入するととなり,帰納的にとなるが,これは(式1)でに反して矛盾である.よって背理法により である. そこで(式1)の第二式の両辺を で割って,より だから,くり返し用いて より, である. (2) (式4)でとするとだから である.を代入して だから整理しては (3) について個別に検討する.いずれもに注意する. の時 を(式10)に代入して だから一階・二階微分は となって, は単調減少かつ下に凸である. また極限値は での増減表は以下のようになる. (下に凸) 表 1: のときの の増減表 の時 を(式10)に代入して である. の時 を(式10)に代入して だから一階・二階微分は であり,極限値は である.従って増減表は以下のようになる. 表 2: の時のの増減表 以上からグラフは下図のようになる. 図 1: における極限関数 のグラフ