アーカイブ一覧へ戻る
東京大学 前期 1983年 解答解説 このページの閲覧数
前の年度 1982年 次の年度 1984年
🧭 1983年度の関連ナビゲーション:
第1問 (問題) 第1問 (解答) 第2問 (問題) 第2問 (解答) 第3問 (問題) 第3問 (解答) 第4問 (問題) 第4問 (解答) 第5問 (問題) 第5問 (解答) 第6問 (問題) 第6問 (解答)

この問題のOpen Issue(1件)

GitHubで確認 ↗

情報取得:。最新の状態はGitHubで確認できます。

東京大学 前期 1983年 第2問 (解答解説)

📝 問題

数列において,であり, に対しては,次の条件(1),(2)をみたす自然数のうち最小のものであるという.

  1. は,のどの項とも異なる.

  2. のうちから重複なくどのように項を取り出しても, それらの和がに等しくなることはない.

このとき,をで表し,その理由を述べよ.

✏️ 解答解説

【解答】

題意の数列が

であることを数学的帰納法により示す.まず,この形は条件(1)を満たすので,以下条件(2)についてだけ考えれば良い.

の時はより成立する. そこで での成立を仮定すると, は2進数表示でを表す. これらを組み合わせると から までの数を全てつくることができるから,条件(2)より

である必要がある.題意よりは条件(1),(2)を満たす最小の整数だから

である.よって でも(式1)は成立するので数学的帰納法により

である.

【解説】

[解]では2進数表示を考えることによってからを作れることを示したが,ここにも数学的帰納法を用いても以下のように示せる.

で仮定してについて考える. について は仮定よりつくれるから,

はつくれるはを加えてつくれる

よって でも成立して示された.

この解答の誤りや分かりにくい点に気づきましたか? GitHubで報告する