東京大学 前期 1972年 第2問 (解答解説) 📝 問題 平面上の三角形において, 頂点を通り辺,に垂直な直線をそれぞれ,とする. のに関する対称点を,のに関する対称点をとする. ベクトル, , , の間に , (は正の整数), が成り立つとき, ,,およびを求めよ. ただしはベクトルの長さをあらわす. またとする. ✏️ 解答解説 【解答】 図 1: 直線 , および各頂点からの垂線と対称点 から に下ろした垂線の足を順に とおく. 正射影ベクトルの公式から だから,, に注意して である. ここで とおく. 題意より は三角形をなすから一次独立である. よって(式3)および題意の式 で係数を比較してよく, となる.ただし最終行で題意の条件を用いた. 前者から だから, より である.このもとで(式5)の第二式に代入して となる. 及び より あり得るの組み合わせは である.それぞれのケースで(式5)によりを求めて が求める組である.