東京大学 前期 1971年 第2問 (解答解説)
📝 問題
正数
のように数列
-
ならば, となることを証明せよ. -
ならば, となることを証明せよ. このとき,正数 を より小となるようにとって, までが 以下となったとすれば, 個数 について次の不等式が成り立つことを証明せよ.
✏️ 解答解説
\input{macros}
\begin{oframed}
正数
のように数列
-
ならば, となることを証明せよ. -
ならば, となることを証明せよ.このとき,正数 を より 小となるようにとって, までが 以下となったとすれば, 個数 について次の不等式が成り立つことを証明せよ.
\end{oframed}
【解】
-
与えられた漸化式より,
である.
ならば, だから,漸化式より帰納的に である.これと(式4)より題意は示された. -
漸化式および
から, であることに注意すると, は の単調増加関数である. ならば である.そこで以下 に対して が成立すると仮定すると故に帰納法により
となる.次に,後半部分を考える.題意より
である.第一式から,
が保証される.ここで,漸化式より,
のとき,式 となる.
について和をとって,前半部分から
だから,となって,題意の不等式を得る.