東京大学 後期 2003年 第1問 (解答解説)
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のとき,次の不等式を示せ. -
曲線
と 軸で囲まれた図形を 軸のまわりに一回転してできる立体を考える.この立体を 軸に垂直な 個の平面によって体積が等しい 個の部分に分割する.ただし は2以上の自然数である. -
これら
個の平面と 軸との交点の 座標のうち, より小さくかつ に最も近いものを とする.このとき, を求めよ. -
個の平面と 軸との交点の 座標のうち最も小さいものを とする.数列 が のとき でない有限な値に収束するような実数 の値を求めよ.また, をそのようにとったとき, を求めよ.
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【解答】
(1)
関数
とおく.
まず
より,
となる.
したがって
である.よって題意の下側の不等式は示された.
次に
となる.ここで式を見比べると
となり,
を満たす.
従って
である.よって題意の右側の不等式が示された.
以上より題意は示された.
(2)
まず,
で与えられることに注意する.
立体の体積
である.
図 1:
(a)
題意の条件及び
が成り立つ.
平均値の定理から,
を満たすものが存在する. (式15)に代入して
である.
が求める極限値である.
(b) 題意より
である.
ここで
である. (式27)に代入して
である.ここで,
が成り立つ.このもとで変形を続けると
を得る.
となる.
\textbf{ア:
である.
\textbf{イ:
(式34) の左辺が発散するから,追い出しの定理より
\textbf{ウ:
である.
以上の場合わけで全ての場合が尽くされた.
よって求める
である.