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東京大学 後期 1996年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 後期 1996年 第3問 (解答解説)

📝 問題

直円柱形の石油タンクが,図のように側面の一母線で水平な地面と接する形に横倒 しになり,地面と接する一点に穴があいて石油が流出しはじめた.倒壊前の石油タンクは 一杯で,時間後の現在までに半分の石油が流出した.単位時間当りの流出量は穴から 測った油面の高さの平方根に比例するという.微分方程式をたてて,このあと何時間何分 で全部の石油が流出するか予測せよ.ただし,分末満は切り捨てよ.

図 1

図 1

✏️ 解答解説

【解答】

タンクの様子

図 1: タンクの様子

タンクの半径, 長さ, 流出開始をとして, 時刻における水面の高さ, 水面の面積, 流出速度とする. 題意から は 比例 定数として

とおける.

一方流出する水に関して

が成り立つ.

高さ$h$での円の切断線

図 2: 高さでの円の切断線

さらに,タンクの高さでの切断面は奥行き,幅

の長方形だから

である.

(式1),(式4)を(式2)に代入して

という微分方程式を得る.

両辺で割って整理して

だから,積分して

ただし,は初期条件による定数である.

初期条件は で だから, が従う.

さらに題意の条件よりでだから

⑤

であるから

になる時の をもとめるため を代入すると

である.

よって,現在からになるまでの時間は

である.

ここで

だから,(式14)に代入して

時間分時間分

である.従って,1分以下を切り捨てて

時間分

である.(答)

【解説】

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