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京都大学 前期 2012年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 2012年 第5問 (解答解説)

📝 問題

次の命題(p),(q)のそれぞれについて,正しいかどうか答えよ. 正しければ証明し,正しくなければ反例を挙げて正しくないことを説明せよ.

  1. (p) 正角形の頂点から3点を選んで内角の1つがである 三角形を作ることができるならば,は3の倍数である.

  2. (q) とにおいて, かつならば,である.

✏️ 解答解説

【解答】

(p)

正六角形(左)および円周角$\angle A_1A_2A_m=\dfrac{\pi}{3}$と弦$A_1A_m$(右)

図 1: 正六角形(左)および円周角と弦(右)

正角形の頂点を左からとする. 正角形の内接する円の中心をとしてこの半径をとして良い.

()がに等しい時,正角形は円に内接することと円周角の定理から,

となるので,の時を考えれば十分である.

に正弦定理を用いて

である.

一方で正角形の性質からだから

である.(式2),(式3)から

を得る.よりだから,

である.が自然数だからいずれの場合もはの倍数である(後者の場合はが奇数の時のみ許される).よって(p)は正しい.

(q)

正六角形内の点$A$,$B$,$C$,$D$((q)の反例)

図 2: 正六角形内の点,,,((q)の反例)

上図のように正六角形の頂点上に,,,をとる. (p)と同様に円周角の定理から

であり,かつ

,

となる.したがって(式8),(式9)からこのような4点は(q)の反例となる.よって(q)は正しくない.

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