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京都大学 前期 2011年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 2011年 第5問 (解答解説)

📝 問題

空間で,原点を中心とする半径の球面と 3点,,を通る平面が共有点を持つことを示し, 点がその共有点全体の集合を動くとき, 積が取り得る値の範囲を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

\tdplotsetmaincoords{65}{115}

球面$S$と平面$\alpha$の切断面および球欠

図 1: 球面と平面の切断面および球欠

平面の法線ベクトルはであるから, の方程式は

である. と球の中心の距離は,点と平面の距離公式から

球の半径

だから,とは共有点を持つ.

法線$\vec{n}$を含む断面における球面$S$と平面$\alpha$の切断面

図 2: 法線を含む断面における球面と平面の切断面

球のによる切断面は中心, 半径

の円である.この円上の点は,平面に平行な単位ベクトル

を用いて

とかけるから,

である.従ってこれらの座標の積は

である.これをとすると

であって,一階微分は

となるからの増減表は以下のようになる.

25272527

表 1: のにおける増減表

従っての値域は

である.

【別解】

共有点上の点は

,

をみたす.とおく.

だから,はの3次式

の3つの実数解である.

表 2: の増減表

のグラフを考えると,から,で極大値,で極小値をとるから,3実解をもつ条件は

となる.

$f(t)=t^3-4t^2+5t$の極大値と極小値

図 3: の極大値と極小値

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