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京都大学 前期 1973年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1973年 第6問 (解答解説)

📝 問題

当り“くじ”が確率 で現われる“くじ”があり,たかだか2回引くことができる. 各自,最初に得点1をもってこの“くじ”を引き,当り“くじ”ならば得点1を加え,そうでなければ1だけ減ずる. “くじ”を引き終えたときの合計得点が負または0ならば受け取る報酬は0,正ならばその得点がそのまま報酬になるものとする. このとき,

  1. 君は一度も“くじ”を引かないことに決め,

  2. 君は一度“くじ”を引き,当ればそこで止め,当らなければもう一度引くことに決め,

  3. 君は当る当らないにかかわらず2回引くことに決めた.

,,3君の報酬の期待値を比較し,誰が一番有利であるかを判定せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

A君,B君,C君のくじ引き戦略と得点・報酬の遷移.

図 1: A君,B君,C君のくじ引き戦略と得点・報酬の遷移.

A,B,Cの各々の期待値を求める.

Aはくじを引かないからその期待値は

である.

ついでBの期待値 は,1回目で当たれば点,当たらなければ2回目で当たった場合のみ点だから

である.

Cの期待値 は,点を取る確率をそれぞれ考えて,

である.

A,B,C の期待値の比較($0<p<1$)

図 2: A,B,C の期待値の比較()

(式1),(式2),(式3)をで図示すると上図のようになる. 従っての大小関係を比較して,最も有利なのは

の時の時の時の時の時

である.

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