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京都大学 前期 1973年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1973年 第2問 (解答解説)

📝 問題

,,は実数とする. 三次方程式において,一根が1で他の二根はその絶対値がいずれも1であるための必要十分条件を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた方程式

について考える.

とする.1以外の2根を とすると,

とおける.解と係数の関係から,

である.が実数だから,はどちらも実数か,どちらも複素数かのいずれかである. それぞれのケースを個別に考える.

単位円上の根 $\alpha, \beta$ の配置(左:実数解の場合,右:共役複素数解の場合).

図 1: 単位円上の根 の配置(左:実数解の場合,右:共役複素数解の場合).

の時

この時,がとりうる値はのみだから,あり得る組み合わせは で,(式3)より

である.

の時

から となり, とあわせて,, と置ける. この時(式3)より

だから,

である.

以上(式4),(式6)をまとめると,(式4)の場合のは(式6)に含まれるから,

である.逆にこの時一根が1で他の二根はその絶対値がいずれも1になるから十分である.

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