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京都大学 前期 1970年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 1970年 第4問 (解答解説)

📝 問題

半径の円の定弦をとし,その長さをとする. 円の周上の動点について, 積がとなるのは, がどの位置にあるときか.

✏️ 解答解説

【解答】

角度と長さを

とする.また題意より

である.はが劣弧上にあるか優弧上にあるかで表現が変わるから,この二つで場合分けする.

とする (). 又, とおく.

が劣弧 上

$P$ が劣弧 $AB$ 上にある場合.$AP=x$,$BP=y$,$AB=2l$.

図 1: が劣弧 上にある場合.,,.

この時はである. に余弦定理を用いて

である.

また に正弦定理を用いて

である.よってと合わせて

である.

題意より

だから(式5)に代入して

式

である.(式8)と合わせると,はの二次方程式

の解だから

であり, は弧 AB の中点である.

が優弧 AB 上の時

$P$ が優弧 $AB$ 上にある場合.弦 $AB$ と距離 $AP=x$,$BP=y$.

図 2: が優弧 上にある場合.弦 と距離 ,.

に正弦, 余弦定理を用いて

である.(式18)の第二式と から である. これを第一式に代入して

式

である.従って(式7)と合わせて, は の2次式

の2解で,これを解いて

だから, Pは A, B からの距離が各々 なる 2 点である.

の時

または の時は となるが, この時 となり不適である.

以上からもとめるのは

  1. 劣弧 AB の中点 \

  2. A, B からの距離が各々 なる優弧 AB 上の 2 点

の合計点である.

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