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東京工業大学 前期 2013年 解答解説 このページの閲覧数
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東京工業大学 前期 2013年 第2問 (解答解説)

📝 問題

2次の正方行列に対して, ,と定める.

  1. 2次の正方行列,に対して,が成り立つことを示せ.

  2. の成分がすべて実数で,が成り立つとき, との値を求めよ. ただし,は2次の単位行列とする.

✏️ 解答解説
【自動文字起こし・要確認】

【解答】

(原稿の解答は「[解]」のみで中断していたため,以下は独立に与える完全な解答である.)

(1)

,とすると

より

(2)

,とする.ケイリー・ハミルトンの定理より

①

(1)より.一方よりだから.は実数だから

①はとなる.この漸化式を用いてをで表すと

より

②

がスカラー行列(,は実数)の場合,より,は実数だから,すなわち.このとき(と合わせて,これは1つの解である).

がスカラー行列でない場合,は1次独立だから,②より

が同時に成り立つ必要がある.と因数分解でき,または.をに代入するととなり不適.()のとき,なので

となり成立する.よっての2解

が非スカラーの場合の解である(これらはの固有値がの原始乗根の共役対,となる場合に対応し,,として実際に実現される).

以上より,は常に成り立ち,

のいずれかである.

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