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東京工業大学 前期 2000年 解答解説 このページの閲覧数
#空間図形
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東京工業大学 前期 2000年 第3問 (解答解説)

📝 問題

1辺の長さが1の正三角形を底面とし高さが2の三角柱を考える. この三角柱を平面で切り,その断面が3辺とも三角柱の側面上にある直角三角形であるようにする. そのような直角三角形の面積がとりうる値の範囲を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

三角柱の底面(正三角形,1辺1)を,対応する上面を(,各々垂直な辺)とする. 断面の直角三角形の頂点は辺上に1つずつあり,対称性からそのうちの1つが(底面の頂点)に一致する場合を考えれば良い. ,が辺上,が辺上にあるとし,

とおく,この様子を下図に示す.

正三角柱と断面の直角三角形 $\triangle PQR$

図 1: 正三角柱と断面の直角三角形

は高さ,は高さ,は高さにあり,間の水平距離はいずれもだから三角形PQRの各辺の長さは

である. ピタゴラスの定理からは

を満たす.

さて,(式1)よりが最大辺だから,直角三角形においてが斜辺,すなわち直角はである. 従っての面積は

である.(式1),(式6)の元で(式7)のとりうる範囲を求めれば良い.

とおくと(式1)よりであって,(式1),(式6)からは2次方程式

の2つの正の実解であり,が存在するためには判別式が非負であればよくと合わせて

がの条件である.

(式7)をで表すと,(式6)に注意して

である. これはで単調増加だから(式9)よりで最小,で最大であって

したがって,もとめる面積の範囲は

である.

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