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東京工業大学 前期 2000年 解答解説 このページの閲覧数
#平面図形 #三角関数
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東京工業大学 前期 2000年 第1問 (解答解説)

📝 問題

平面において半円:, の内側が鏡になっているとする. 図のように,定点 より 軸となす角 で光線が発射され,2回半円に反射したのち, 軸上の点 を通過したとする.

図 1

図 1

  1. このような状況が起こるための の範囲を求めよ.

  2. の座標を を用いて表せ.

  3. が (1) の範囲を動くときの の動く範囲を求めよ.

✏️ 解答解説
【自動文字起こし・要確認】

【解答】

反射光が半円の中心を中心とする単位円周上を進む様子を考える.から出発し,回目の反射点をとする.円の反射では入射角と反射角(半径となす角)が等しいことから,各反射点の間で弧の中心角は常に一定値ずつ進む.従って

である.

反射の角度関係($\angle OAQ_1 = \angle AQ_1O = \theta$)と光の経路

図 1: 反射の角度関係()と光の経路

(1)

2回目の反射()が起こりかつ3回目の反射()が起こらない条件を求める. これはすなわちが上半円周上にあり,が下半円上にあれば良いから

である.ここに(式1)を代入して求めるの条件は

である.

(2)

正弦定理を適用する $\triangle Q_2OP$ の様子

図 2: 正弦定理を適用する の様子

(式1)よりである.そこで三角形に正弦定理を用いて

である.は負の軸上だから求める座標は

である.

(3)

の座標を

とおいてこの動く範囲を求めれば良い.まずはをで書き直そう. 以下簡単のため と書く.加法定理,三倍角公式,倍角公式より

である.

(式3)の範囲ではだから(式8)に代入して

である. 新しくとおくと,では単調増加での範囲は

である.(式10)でをで書き直すと

である.

$y = g(t) = 16t^2 - 20t + 5$ のグラフと範囲 $\dfrac{1}{2} < t < \dfrac{3}{4}$ における値域

図 3: のグラフと範囲 における値域

のグラフから(式11)では

だから

である.従っての動く範囲は軸上の

()である.図示すると下図太線部(境界は太丸は含んで白丸は含まない)である.

点 $P$ の動く範囲($-1 < x \le -\dfrac{4}{5}, y=0$)

図 4: 点 の動く範囲()

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