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東京工業大学 前期 1986年 解答解説 このページの閲覧数
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東京工業大学 前期 1986年 第4問 (解答解説)

📝 問題

放物線の頂点が曲線上にあり, これらの2曲線の互いに相異なる共有点の個数が2であるとする. このとき,これらの2曲線で囲まれる部分の面積を求めよ. ただし,とする.

✏️ 解答解説

【解答】

題意の放物線の頂点はだから,これがの上にある時

と書ける.また

とおくとの異なる実解が2つ存在する. そこでについて考えると,

だから,がただ二つの解を持つためには,についてがにただ一つの解を持てば良い. は二次関数だからはたかだか二つの解をもち,この条件を満たすのは以下の二つのパターンである.

1. がに重解を持つ時

この時はの判別式をとしてであれば良い.具体的にを計算すると

だから,の時である.しかしこれは題意の条件に反して不適である.

2. がとに一つづつ解を持つ時

この時はとなる.具体的にを計算すると

だからこれがの時である.題意の条件を満たすのはの時である. この時

だからもう一つの解はとなる. また(式1)より

である.

以上の場合分けよりであり,この時の2曲線で囲まれた部分は下図斜線部となる.

2曲線 $y=f(x)$ と $y=g(x)$ で囲まれた領域 $S$(斜線部)

図 1: 2曲線 と で囲まれた領域 (斜線部)

従って求める面積は(式3)より

である.

【解説】

最後の積分でベータ関数の公式

を用いた.

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