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東京工業大学 前期 1986年 解答解説 このページの閲覧数
#微分
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東京工業大学 前期 1986年 第3問 (解答解説)

📝 問題

微分可能な関数が,区間で正の値をとり, 次の2条件(i),(ii)を満たすとする.

  1. (i) ,

  2. (ii) である任意のととに対して, 4点,,,を頂点とする四辺形の面積と, 関数のグラフと線分,およびで囲まれる部分の面積との比が, ととによらず一定である.

このような関数を求めよ.

✏️ 解答解説
【自動文字起こし・要確認】

【解答】

題意の状況を図示すると下図のようになる.

$f(x)$と点A,B,C,Dの様子

図 1: と点A,B,C,Dの様子

題意よりは

を満たす. 従って四辺形の面積はであり,のグラフとAB,BC,CDで囲まれる面積はだから定数として

がなる任意ので成立する.ここで(式2)は でも明らかに成立するので不等号を拡張している. (式2)の両辺をで微分すると

となる.を(式3)に代入すると

であり,(式1)を代入して

を得る.

次に(式3)でとしてとおくと

を得る.の時は両辺を整理して

③

となる.両辺を積分して

となる.ただしは定数である.

の時(式1)よりでをみたすので,で(式8)が成立することからである. したがって

となる.とあわせて絶対値を外せば

となる.これは(式1)よりでも成立し,また(式2)を満たすからこれが求める関数である. 以上より

である.

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