アーカイブ一覧へ戻る
東京工業大学 前期 1969年 解答解説 このページの閲覧数
#方程式・不等式
前の年度 1968年 次の年度 1970年
🧭 1969年度の関連ナビゲーション:
📊 0 (サマリ) 第1問 (問題) 第1問 (解答) 第2問 (問題) 第2問 (解答) 第3問 (問題) 第3問 (解答) 第4問 (問題) 第4問 (解答) 第5問 (問題) 第5問 (解答) 第6問 (問題) 第6問 (解答)

この問題のOpen Issue(1件)

GitHubで確認 ↗

情報取得:。最新の状態はGitHubで確認できます。

東京工業大学 前期 1969年 第5問 (解答解説)

📝 問題

, ,のとき, 方程式がを満たすただ1つの根をもつための必要十分条件は であることを証明せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

簡単のため

とおくと,題意の方程式は

である.そこで以下の挙動を調べる. まず端点での値は

である. 一階微分は

であり,題意より係数は だから は で単調増加である. また

である.よって増減表はの符号に応じて以下のようになる.

極小

表 1: の場合の の増減表

表 2: の場合のの増減表

従って,はにたかだか一つの解しか持たず, のグラフの概形は以下のようになる.

$y=f(x)$のグラフの概形(解を一つ持つ場合)

図 1: のグラフの概形(解を一つ持つ場合)

$y=f(x)$のグラフの概形(解を持たない場合)

図 2: のグラフの概形(解を持たない場合)

以下題意について十分性と必要性に分けて証明する.

十分性

が, に唯一つの実根 を持つとする. 平均値の定理から

なる がある.これとが単調増加であることから,

である. よって十分性は示された.

必要性

と仮定する. であることとが単調増加であることと合わせて, 中間値の定理より を満たす がただ1つ存在する. および であることから,極小値 について

が成り立つ.

ここで区間ごとに の解の個数を考えると

  1. 区間 において: は から まで連続かつ単調に減少するため,中間値の定理より を満たす実根 がただ1つ存在する.

  2. 区間 において: は から まで単調に増加するため,この区間内に となる は存在しない.

以上より, のとき,方程式 は にただ1つの実根を持つ.

以上二つの議論より題意が示された.

この解答の誤りや分かりにくい点に気づきましたか? GitHubで報告する