東京大学 後期 2004年 第3問 (解答解説)
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点
における円 の接線を とする.円 の接線 が と直交するとき, と の交点 の座標を を用いてあらわせ. -
領域
にも にも重ならないように 辺の長さが の正方形を 平面内で動かすとき,この正方形が通り得ない部分の面積を求めよ.
【解答】
(1)
図 1: 円
と求まる.
これらの接線と
だから,(式3)と連立して
だから,対応して
まず
である.
ついで
以上より求める
である.
(2)
である.ただし最後の
(1)の結果から
と表せ,一階微分は
となる.
また,考えるべき
である.
次に
以上から
の範囲で考えれば良い.
図 2: 円
図 3: 円
(式16),(式18)より,この範囲で
表 1:
したがって,
図 4: 求める領域のうち第一章限にある部分
斜線部の面積が
となるから,各項計算していく.
まず第一項目は
と展開できるから,各項計算して
を(式29)に代入して
を得る.
次に(式24)の第二,第三項について
を得る.
だから,(式15)に代入して求める面積
である.
【解説】
非通過領域についての論述を解答ではさらっとで済ませた. 後段の積分計算がそこそこ重いので前段はこれくらいで良いかとは思うが, 一応ある程度厳密にやろうとすれば,以下のような議論をすれば良いだろう.
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対称性から第1象限で考える.右図の部分のみかんがえれば良い.
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Pのキセキは[解]での考察から右下図のようになる.
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①の部分は正方形を,Aで接するようにした状態から平行移動して通過しうる.
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②の部分も同様
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③の部分は,右下図で P, P’ (
座標が同じ)に対し,A,Bへ接線を引き S, S’, T, T’を定めると,となるので,P’は通りえない.
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又,正方形の一辺が2であることとあわせて,[解]の部分が非通過領域である.