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京都大学 前期 2001年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 前期 2001年 第5問 (解答解説)

📝 問題

を2以上の整数とする. 2以上の整数に対し, 次の条件(イ),(ロ)をみたす複素数の組の個数をとする.

  1. (イ) に対し,かつ,.

  2. (ロ) .

このとき,次の問いに答えよ.

  1. を求めよ.

  2. を,の一方または両方を用いて表せ.

  3. を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(イ) の両辺絶対値を取って

である.よって

とおける.これを(イ),(ロ)に代入して

である.これを満たす の個数が である.

第1式から自然数 を用いて

とおける.したがって の個数は の数に他ならない. (式3)の第二式に代入して

である.

(1)

の時は(式6)を満たすの組み合わせは

の通りだから

である.

$m_1+m_2+m_3=p,\ 2p$を満たす組$(m_1,m_2,m_3)$の玉と仕切りによる数え上げ

図 1: を満たす組の玉と仕切りによる数え上げ

同様に考えての時は(式6)を満たすの組み合わせはより

だから,これを満たす組を数える.まず

の時は個の玉の間に本の棒を入れる場合の数に等しく

である.次に

において,だからこの場合の場合の数も同じく

だけある.よって

である.

(2)

とおく. から(式6)について

  1. の時: \

  2. の時: 対応するがただ1つあってとなる

のとり方は個別のが通りの値をとるから合計で通りある. よって となる場合の数は

である.

(3)

とおく.(式15)に代入して

である.(式8)よりだから漸化式を繰り返し用いて

である.

【別解】

(2)

漸化式は他の表現方法もあるのでそれを調べよう. についてかんがえる.

の時

このような のくみあわせは から, を定めればただ 通りに定まり 通りである.また だから, の定め方は 通りである.あわせて

通り

の時

のえらび方は から をのぞいた 通りある. は,

ならばならば

と各々 通りに定まる.また だから, の定め方は 通りある.あわせて

通りである.

以上で全ての場合がつくされ, は排反だから

である.

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