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東京工業大学 前期 2009年 解答解説 このページの閲覧数
#整数 #方程式・不等式
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東京工業大学 前期 2009年 第3問 (解答解説)

📝 問題

を正の整数とする. 以下の正の整数,からなる組で, 方程式が以上の実数解をもつようなものは何組あるか.

✏️ 解答解説

【解答】

正の整数が

を満たすとする. とおく.が以上の実数解を持つ条件を考える. の軸はであり,(式1)よりこれはを満たす. 放物線は下に凸で軸が以下にあるから,「以上の実数解を持つ」ことと「」は同値である. よって条件は

である.(式1),(式2)を満たすの組を数えれば良い. これを平面上に図示すると,直線はで,でを通るので以下のようになる.境界はのみ含まない.との場合でそれぞれ場合分けして考える.

条件[(式1)](#eq:1),[(式2)](#eq:2)をみたす領域(斜線部,$N\ge3$の場合の概形)

図 1: 条件(式1),(式2)をみたす領域(斜線部,の場合の概形)

$N \ge 2$の時条件を満たす格子点

図 2: の時条件を満たす格子点

$N=1$ のときの条件を満たす格子点($(n,m)=(2,1)$ の 1 個のみ)

図 3: のときの条件を満たす格子点( の 1 個のみ)

の時

図から条件を満たすのはの時のみである. それぞれについて対応するの数を数えると,

  1. :より,の通りが対応する.

  2. :となりの上限が効くので,各列の通りが対応する.

よって,もとめる組の総数をとすると

である.

の時

この時は図よりのみが対応して

であり,(式3)の表現で良い.

以上より,すべての正の整数に対して,求める組の個数は

である.

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