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東京工業大学 前期 2008年 解答解説 このページの閲覧数
#場合の数・確率
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東京工業大学 前期 2008年 第3問 (解答解説)

📝 問題

いびつなサイコロがあり,1から6までのそれぞれの目が出る確率がとは限らないとする. このサイコロを2回ふったとき同じ目が出る確率をとし,1回目に奇数,2回目に偶数の目が出る確率をとする.

  1. であることを示せ. また,等号が成立するための必要十分条件を求めよ.

  2. であることを示せ.

✏️ 解答解説

【解答】

数()の出る確率をとおくと全体の確率の和はだから

である.

(1)

サイコロを回ふったとき同じ目が出る確率は

である. コーシー・シュワルツの不等式より

式

であるから題意の不等式は示された. 等号成立は,コーシー・シュワルツの等号成立条件より全てのについてのときである.

(2)

1回目に奇数,2回目に偶数の目が出る確率は

である. と(式1)より,相加相乗平均の不等式を用いて

であるから,題意の左側の不等号は示された.

次に右側の不等号を考える. ()とおくと(式1)よりである. コーシー・シュワルツの不等式より

である.辺々加えて(1)のの定義を用いて

だから

である.よって右側の不等号が示された. 以上(式7),(式14)より

であって題意は示された.

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