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東京工業大学 前期 2008年 解答解説 このページの閲覧数
#極限
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東京工業大学 前期 2008年 第2問 (解答解説)

📝 問題

実数に対し,以上の最小の整数をとする. ,を正の実数とするとき,極限

が収束するような実数の最大値と,そのときの極限値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

の元で考える.の定義から

である.として

である.

さて,新しく

とおく.(式2)の各項はが十分大きければ正だから

である. を考えるのでとしてよく,両辺にをかけると

である.この両辺の次数はか否かで異なるので場合分けして考える.

(A) の時.

(式6)の分子・分母をで割ると

であり,両端の係数はともにで()に収束する. 従っての収束・発散によって挟み撃ちの定理よりの収束値は以下の用に変化する

従ってが収束するの最大値はで,その時の収束値はである.

(B) の時.

この時はである. 天井関数の性質よりだから,であり,

と書ける. (式2)よりである.が十分大きければこれらは全て正だから

である.をかけて

である.両辺の分母分子をで割ると

である.両辺の係数はでいずれもに収束するから,挟み撃ちの定理によって,の値に応じて以下のように収束値は変化する

従ってが収束するの最大値はで,その時の収束値はである.

以上の議論より,求める答えは

  1. の時 の最大値は,極限値は.

  2. の時 の最大値は,極限値は.

である.

【解説】

の時は不等式の評価をより厳しくできるというのが肝である.

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