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東京工業大学 前期 2009年 解答解説 このページの閲覧数
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東京工業大学 前期 2009年 第2問 (解答解説)

📝 問題

実数に対し,次の1次変換

を考える. 以下の2条件をみたす直線が存在するようなを求めよ.

  1. は点を通る.

  2. 点が上にあれば,そのによる像も上にある.

✏️ 解答解説

【解答】

条件(1)より直線がを通るから,この上の点はベクトル表記で

と書ける.ただしは実数,は

とする.

さて,上の点がに対応するとすると,条件(2)よりによる写像:

も上にある.従ってベクトルがの方向ベクトルと並行であれば良い. 実際計算すると

だから,ベクトルの並行条件より

である.これがによらず成立する,すなわちについての恒等式だから係数が全てであればよく,

を得る.(式8)の第一式よりまたはが必要である.

の時

この時(式8)の第二式はとなる.これを満たすのは(式2)の範囲ではの時であり十分である.

の時

この時はであるから(式8)の第二式に代入すると

複合正複合負

である.の時はとなるが,とを同時ににするは存在しないため不適で,従っての時のみ条件を満たして十分である.

以上から条件をみたすは

である.

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