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東京工業大学 前期 2010年 解答解説 このページの閲覧数
#整数 #数列
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東京工業大学 前期 2010年 第2問 (解答解説)

📝 問題

を正の整数とする.正の実数についての方程式

  1. (*) 

が解を持たないようなを小さい順に並べたものをとする. ここに[ ]はガウス記号で,実数に対し,は以下の最大の整数を表す.

  1. の各々について(*)の解があるかどうかを判定し, ある場合は解を求めよ.

  2. ,を求めよ.

  3. を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

方程式

の右辺はガウス記号の性質およびより自然数だから,解もまた自然数である. そこで解を()とおける.ガウス記号の性質から

である.従って(式4)を満たすような自然数が存在すればそれが(式1)の解である.

(1)

各について個別に考える.

の時

(式4)でとして

だから,とすれば良い.

の時

(式4)でとして

だが,これを満たす自然数はないため解なしである.

の時

(式4)でとして

だから,とすれば良い.

以上をまとめて,

解なし

である.

(2)

(式4)について検討するため,とする.

の時,

だから,が自然数であることに注意して(式4)に代入すると

である.そこで左辺について考える.

の時

が自然数だから

である.この時

だから(式12)を満たすはである.すなわち(式4)が解を持つ.

の時

この時は左辺が

となり,(式12)を満たす自然数が存在しない.すなわち(式4)は解なしである.

以上より(式4)が解を持たないのは()と表せるときであり,一般に

である.従ってとして

である.

(3)

第項までの和を

とおくと,このの極限を求めれば良い. (式18)を代入すると

が求める極限値である.

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