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東京工業大学 前期 2010年 解答解説 このページの閲覧数
#微分 #積分
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東京工業大学 前期 2010年 第1問 (解答解説)

📝 問題

とする.

  1. において,は唯一の解を持つことを示せ.

  2. とする. (1)の唯一の解をとするとき,をの式で表せ.

  3. (2)で定義されたとの大小を比較せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた関数

について考える.

(1)

一階微分を計算すると

である.よっての増減表は以下のようになる.

(極小)

表 1: の増減表()

かつでは単調減少だからに解はなく,ではがからへ単調増加するので中間値の定理よりただ1つの解を持つ.よってではただ1つの実解を持つ.以上で題意は示された.

$f(x) = 1 - \cos x - x\sin x$($0 \le x \le \pi$)の概形と解 $\alpha$

図 1: ()の概形と解

(2)

(1)よりで,でだからは

と書ける. の原始関数の1つをとする:

であり,,だから(式3)に代入して

である. さて,はを満たすから(式1)より

である.(式10)を(式9)に代入して

である.

(3)

新しく

とおいて,この正負を考えれば良い. (式12)を代入して

さて,に(式10)を代入すると

である. よりなので,両辺をで割って

を得る.

(式17)を(式14)に代入すると

である.

さて,(1)の増減表と

より,は

を満たすから,(式19)は下から評価できて

だから(式13)より

である.

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