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東京工業大学 前期 2004年 解答解説 このページの閲覧数
#場合の数・確率
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東京工業大学 前期 2004年 第3問 (解答解説)

📝 問題

3枚のコイン,,がある. ,,の表の出る確率をそれぞれ,,とする. このとき次の操作を回繰り返す. まず,を投げて表が出ればを,裏が出ればを選ぶ. 次にその選んだコインを投げて,表が出れば赤玉を,裏が出れば白玉をつぼの中にいれる.

  1. 回ともコインを選び,つぼの中には個の赤玉が入っている確率を求めよ.

  2. つぼの中が赤玉だけとなる確率を求めよ.

  3. ,,,のとき, つぼの中に何個の赤玉が入っていることがもっとも起こりやすいかを求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

コインの表の出る確率をとする.各回で,まずを投げ,表(確率)ならを,裏(確率)ならを選び,選んだコインの表(なら確率,なら確率)で赤玉,裏で白玉を入れる.したがって1回の試行で

・赤・白・赤・白

となる.

1回の試行におけるコイン選択と玉の色の樹形図および確率

図 1: 1回の試行におけるコイン選択と玉の色の樹形図および確率

(1)

回ともを選んでそのうち回赤(回白)となる確率は,どの回が赤かを選ぶ場合の数を用いて

・赤・白

である.

(2)

回とも赤玉が出る確率を求める. 回が「・赤」,残り回が「・赤」となる確率は

・赤・赤

であり,これをについて足せば良いから,二項定理から

である.

(3)

まず,回の試行の結果赤玉がちょうど個になる確率をとおき,これを求める. このような確率は以下の要素の掛け算で求められる.

  1. 回のうち,どの回で赤玉を引くか

  2. 赤玉回のうち,どの回が「選択・赤」でどの回が「選択・赤」か

  3. 白玉回のうち,どの回が「選択・白」でどの回が「選択・白」か

従っては

・赤・赤・白・白

であり,(2)と同様に二項定理を用いて

となる. ここに与えられた条件,を代入する.

だから(式9)に代入して

を得る.

以下(式13)を最大にするを求めれば良い.に対して比を計算すると

となる.に注意して,を代入してこれが以上となる条件を考えると

である.

したがって整数について,で(),で()となるからたちの大小関係は

となり,はで最大となる.すなわち,もっとも起こりやすいのは赤玉が701個の時である.

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