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東京工業大学 前期 2004年 解答解説 このページの閲覧数
#微分
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東京工業大学 前期 2004年 第1問 (解答解説)

📝 問題

,を正の実数とする.

  1. 区間における関数の増減を調べよ.

  2. 区間における関数 のグラフと相異なる3点で交わる軸に平行な直線が存在するための必要十分条件を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

題意より

の元で考える.

(1)

与えられた関数はで正であるから両辺自然対数をとると

だから,この両辺をで微分して

となる.ではだから,の符号はの符号と一致する. 従っての増減表は以下の通りである.

表 1: の増減表

すなわち,はで単調減少,で単調増加し,で最小値をとる.

$f(x)$($x > a$)の概形

図 1: ()の概形

(2)

与えられた関数

の一階微分は

である.

が軸に平行な直線と3点で交わるためには,なるででかつこの前後でが符号を変えるようなものが少なくともつあることが必要である.そこでの符号を考えるため(式5)を変形すると

となり,におけるこの符号は

と等しい.(1)の結果よりは極小値を一つだけ持ち,その値は

だからかつ前後でが符号を変えるが少なくとも二つある条件はこれよりが大きいことで

である.

$y = f(x)$ と直線 $y = \dfrac{3b}{2}$ の交点 $\alpha, \beta$($g'(x)=0$ の解)

図 2: と直線 の交点 ( の解)

この時グラフより,従っては2解()を持ち,の増減表は以下のようになる.

表 2: の増減表

,だから,のグラフは,から(極小)まで減少,(極大)まで増加,その後に向かって減少する形になる.この時,をみたすに対し,直線はのグラフとちょうど3点で交わるから条件は十分である.

$y = g(x)$ の概形と 3 点で交わる直線 $y = k$

図 3: の概形と 3 点で交わる直線

以上から,もとめる必要十分条件は(式10)で,

となる.

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