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東京工業大学 前期 1996年 解答解説 このページの閲覧数
#微分 #積分
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東京工業大学 前期 1996年 第3問 (解答解説)

📝 問題

関数がで極値1をとり, さらに軸と曲線で囲まれ面積が有限な2つの部分の面積が等しいとする. このとき次の問いに答えよ.

  1. のときを求めよ.

  2. のときを求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

題意の関数

について考える.

が極値をとるのでは定数ではなく,よって

である.この時の一階微分は

である.

がで極値をとるので

であることが必要である.(式1),(式4)を代入して

④

である.(式2)よりだから

である.

(1)

の時のグラフの概形は下図である.

$0<\alpha<\beta$の時の $f(x)$の概形

図 1: の時の の概形

題意の面積に関する条件はグラフよりだから,(式1)を代入して

(式2)およびより両辺をで割って

を得る.(式10)を(式7)の第一式に代入して

だから,の組は

である.(式7)の第二式に代入すると順にである.以上から

が必要.逆にこの時,で極大値1をとることを確認する.

1. の時

この時(式4)より

だから,増減表は以下のようになる.

極小

表 1: の増減表

従ってこの場合ははで極値をとって十分である.

2. の時

この時(式4)より

だから,の増減表は以下のようになる.

極小

表 2: の増減表

従ってこの場合もはで極値をとり十分である.

以上から,もとめるは

である.

(2)

の時はグラフは下図のようになる.

$\alpha<0<\beta$の時の $f(x)$ の概形

図 2: の時の の概形

題意の面積に関する条件はグラフよりだから

より両辺をで割ると

とおくと,

さて,よりであるが,の時は左辺は正,の時は左辺は負でいずれも不適である. 従ってのみが解である.この時である. これを(式7)に代入すると

がを満たす解である.

逆にこの時(式2)よりとなり,の増減表は以下のようになる.

極小

表 3: の増減表

よってで極大となり十分である.以上から求めるは

である.

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