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東京工業大学 前期 1992年 解答解説 このページの閲覧数
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東京工業大学 前期 1992年 第4問 (解答解説)

📝 問題

変数の関数を次のように定義する.

さらにとおき,を と定義する.

  1. のグラフを描き,を式で表せ.

  2. とをを満たす自然数としとおく. 極限値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた関数

について考える.このグラフは以下のようになる.境界部分は白丸は含まず,黒丸のみ含む. また,関数列はを満たす.

$f(x)$の概形

図 1: の概形

(1)

題意の漸化式および(式1)より

である.

具体的にを計算すると(式1),(式2)より

である.全く同様にを計算すると

であり,グラフを図示すると下図のようになる.

$f_2(x)$ の概形

図 2: の概形

$f_3(x)$ の概形

図 3: の概形

(2)

まずの一般形を考えよう.(1)以下同様に考えるとに対して

であることを数学的帰納法に示す.では成立するから,以下での成立を仮定してでの成立を示す. 仮定および(式2)よりは

だから,とあわせて,

となってでも(式6)は成立する. よって数学的帰納法により任意ので(式6)が成立する.

さて,以下題意の極限値を計算しよう.自然数が

を満たすとしてとおく.新しく

とおくと求めるべき極限は

である.を考えるのではより大きいとして良く,で考えれば良い.

さて なる自然数に対し整数が存在して,

ただしはをみたす以上の整数

と書ける.についての不等式を整理すると

である.の時が整数だから(式14)の両辺は整数で1つ差である.だから右側の等号が成立するしかなく,この時(式13)よりである.したがって,(式11)においてで和をとれば良い.(式13)よりだから

である.またよりでもある.以上まとめて

である.両辺はでに収束するからはさみうちの定理より求める極限値は

である.

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