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東京工業大学 前期 1991年 解答解説 このページの閲覧数
#微分 #積分
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東京工業大学 前期 1991年 第4問 (解答解説)

📝 問題

関数について次の問いに答えよ.

  1. がで増加するような点の範囲を図示せよ.

  2. におけるの逆関数を とする. 点がを動くとき,定積分

    の最小値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

与えられた関数

を考える.

(1)

の挙動を調べるために一階微分を計算すると

である.題意を満たすはこれがで0以上であるような時である. は二次関数だから軸の位置の大きさで場合分けする.

の時

この時はでは単調増加だから,と成る条件は

である.

の時

この時はでは最小値をとるから,これが非負ならばとなるから条件は

である.

以上(式3),(式4)が求める条件でまとめると

の時の時

となる.図示すると下図斜線部である.

条件を満たす $(a,b)$ の範囲 $G$(斜線部・境界含む)

図 1: 条件を満たす の範囲 (斜線部・境界含む)

(2)

がをうごく時(1)よりでは単調増加かつだからグラフの概形は下図である. 求める面積は図の斜線部である.

曲線 $y=f(x)$ と求める面積$S$の領域(斜線部)

図 2: 曲線 と求める面積の領域(斜線部)

新しく点をとおくと面積は

四角形

である.この最小値を求めるため,(式5)からの値で場合分けする.

の時

この時は(式5)からだから(式6)を下から評価して

等号成立は

である.

の時

この時は(式5)から だから(式6)を下から評価して

等号成立は

である.

以上(式7),(式8)から求める最小値はの時の

である.

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