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東京工業大学 前期 1983年 解答解説 このページの閲覧数
#整数 #極限
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東京工業大学 前期 1983年 第1問 (解答解説)

📝 問題

正の有理数を既約分数で表したとき, その分母の平方をとする (自然数に対してはとする).

  1. 相異なる正の有理数,に対して,次の不等式が成り立つことを証明せよ.

  2. 自然数に対してとするとき, 次の極限値を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

相異なる正の有理数は

とおける. ただし,,と,とは互いに素,又対称性からとする. この時より

式

だから与えられた不等式の右辺と左辺の差は

となる.ここでよりだからなので第二項は正である.第一項も自明に以上だから右辺が以上であって

よって示された.

(2)

とおく.を計算するためにの偶奇で場合分けする. とすると

の時,の時,

であるから,

となる.ここで

とおくとでで,

および

以上からの偶奇にかかわらずは同じ値に収束し,その収束値は

である.

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