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東京工業大学 前期 1982年 解答解説 このページの閲覧数
#微分
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東京工業大学 前期 1982年 第3問 (解答解説)

📝 問題

曲線をとし, 不等式で定まる領域内の点から 異なる4本の接線がに引けるとする. このとき点の動きうる領域を求め図示せよ.

✏️ 解答解説

【解答】

題意の曲線をとおく.より,におけるの接線は

と書ける. これがを通る時,

を満たす. の2重接線はだけであり,題意からがを動く限りは考えなくて良い. 従って題意の条件は(式2)がに関して4実解を持てば良い. そこで,(式2)を整理して

とおくと(式2)はと同じである.の挙動を調べるため一階微分を計算すると

より,の値によって以下のような増減表を得る.

表を得る.まず,が解でないので.

1.

この時の増減表は以下の通り.

表 1: の増減表

従って題意を満たす条件は

である.

2.

この時の増減表は以下の通り.

表 2: の増減表

従って題意を満たす条件は

である.

3.

この時の増減表は以下の通り.

表 3: の増減表

従って題意を満たす条件は

である.

以上の場合分けより,の符号を調べれば良い.(式3)より

である. ここでであり,題意よりを満たすから常にである. よって(式5),(式6),(式7)よりを要求する は起こりえず ()のみが可能である. よって求める条件は(式6)で,が自動的にみたされることから

かつかつ

に帰着する.以上から,もとめる領域は

であり,図示すると下図(境界含まず)である.

領域 $D$ の図示(境界を含まない)

図 1: 領域 の図示(境界を含まない)

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