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東京工業大学 前期 1976年 解答解説 このページの閲覧数
#図形と方程式 #積分
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東京工業大学 前期 1976年 第3問 (解答解説)

📝 問題

1辺の長さがの正方形の内部にあって, 正方形の中心までの距離と, 正方形の辺までの最短距離が等しいような点を考える. このような点全体のつくる図形によって囲まれる部分の面積を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

対称性から下図の 内で がうごく時のみを考える.

点$P$の軌跡と$\triangle OAB$の関係

図 1: 点の軌跡との関係

この時 と最も近い辺は である.そこで から に下ろした垂足を とし, を極,軸正方向を始線とする極座標で とおく().題意から,

となる.この時たしかに は 内にある.

以下面積を求める.対称性からもとめる面積 , のうち 内のものを として,

である.具体的にを計算すると(式3)から

である.以下簡単のため とすると だから

である.ここでについて半角公式より

だから(式11)に代入して

となって,(式4)に代入して

である.

\medskip

【別解】

(式3)の方程式が放物線のものであることに気づけば,通常の座標系に映ることでより簡単に計算できる. の軌跡は, を焦点, を準線とする放物線で,その方程式は として

である.

放物線 $y^2 = -a\left(x - \dfrac{a}{4}\right)$ と領域 $S'$

図 2: 放物線 と領域

よって上図斜線部の面積 は

と計算され,[解1] と同じく を得る.

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