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東京大学 前期 1970年 解答解説 このページの閲覧数
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東京大学 前期 1970年 第4問 (解答解説)

📝 問題

図のように鉛直な側面をもった水槽が水平な床の上におかれており, 水面の高さは床から である. いま側面に小さな穴をあけて水を水平方向に噴出させる.

図 1

図 1

  1. 穴の位置を水面から にするとき,噴流は床の上のどの点に落ちるか.

  2. 噴流が穴の真下の床上の点から最も遠くに落ちるためには,穴の位置をどこにすればよいか.

  3. 穴の位置を一鉛直線上いろいろに変えるときの,噴流の通過する範囲を求めよ.

ただし,噴出した水は水平方向には等速度運動をし, 鉛直方向には加速度 秒 の等加速度運動をする. また水面から の深さの穴から噴出する水の初速度は 秒 である.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

時刻 に穴をとび出した水の時刻 での位置を とする. ただし,下図のように 平面をとる.

噴出口から放物線状に落下する水の軌道

図 1: 噴出口から放物線状に落下する水の軌道

時刻で噴出口からでた水の時刻における水の座標を考える. 水平方向には等速度運動するから

であり,鉛直方向には等加速度運動するから

である. から,(式1)で をけして(式2)に代入すると

である. 従って水平到達距離は(式4)でとして

である.

軌道を表す放物線 $Y = -\dfrac{1}{4h}X^2 + a - h$

図 2: 軌道を表す放物線

(2)

(式5)の値を最大にするのは の時である. つまり噴出口が水槽の中点にある時である.

(3)

(式1)で とするときの のとる値を考える. を微分すると

だから増減表は以下のようになる.

表 1: の増減表

これと から,

が求める領域である.

さまざまな $h$ に対する流出軌道群と通過領域(斜線部)

図 3: さまざまな に対する流出軌道群と通過領域(斜線部)

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