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京都大学 後期 2003年 解答解説 このページの閲覧数
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京都大学 後期 2003年 第3問 (解答解説)

📝 問題

,を実数とする. 3次方程式は3つの複素数からなる解,,をもち,相異なる,に対しを満たしている. このような,の組を全て求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

解と係数の関係から

である.(式1)より,どのもではない. (式3)において だから, のうち,1つ又は3つが実数の場合を調べれば良い. (二つのみ実数の時は,が虚数となり不適)

  1.  の時 題意の条件より

    だが, 一つ目と二つ目の式から

    を得るが,これは三つ目の式に反して矛盾. よっての時は条件を満たさず不適.

  2.  のうち,一つが実数,二つが虚数の時 について対称だから, , の時を考えれば十分. (式1),(式3)より,

    である.二つ目の式よりとの虚部は符号が逆である. このもとで一つ目の式より,との実部は等しくないといけない. すなわち

    となる. の対称性から の虚部がより大きくなるようにおく. 以上の条件を満たす時, 複素数平面上で, は下図のようになる.

    従って,題意の条件は

    複号同順

    とおける.

    を求めるため,(式1)に代入して整理すると

    複号正複号負

    を得る.従って,

    となり,(式2),(式3)に代入すると

    を得る.

$\alpha_1,\alpha_2,\alpha_3$の様子

図 1: の様子

以上により全ての場合が尽くされた.従って求めるは

である.(答)

【解説】

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