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東京工業大学 前期 2002年 解答解説 このページの閲覧数
#数列 #指数・対数 #極限
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東京工業大学 前期 2002年 第4問 (解答解説)

📝 問題

を自然数とする.

  1. 次の極限を求めよ.

  2. 関数の極値を与えるの最小値をとする.このとき

    およびを示せ.

  3. (2)のに対して,極限を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

(1)

の極限を考えるのでが十分大きいとして良い. は単調減少だから,区間での面積比較により

を得る.積分は

だから,(式1),(式2)をまとめて

を得る.両辺()で割って

③

を得る. この両辺はでに収束するから,はさみうちの定理から

である.

(2)

与えられた関数を

とおくと積の微分法から

となる.ここで各項は番目の因子を除いた積である. の極値を与えるはの解である.すなわち

である. さて,(式8)よりなる整数に対しだから,はこれらに該当せず,従って(式7)よりだから(式9)の両辺をで割って

である.これで題意の前半は示された.

次にを示す. まずと仮定すると(式11)で左辺が負,右辺が正となって不適である.また前半の議論よりだからである.(式8)より

である.が連続であることにも注意すると,

の時

(式12),(式14)よりより必ずになるが存在するから

である.

の時

この時は(式12),(式14)より

において第一因子が負でそれ以外が正だから

である.従ってになるが存在するから

である.

以上からいずれのに対してもである.

(3)

を考えるのでが十分大きいとする. (式11)においてより各で

だから

となる.ただし2行目では右辺の和にの変換を行った. 両辺を()で割って

⑦

を得る.この両辺は(1)からでに収束するので,はさみうちの定理から

である.はで連続だから

が求める極限値である.

【別解】

(2)の後半部分,は平均値の定理を用いると以下のように少し簡単に評価できる.まず解答と同じようにの前提で,

より,平均値の定理からかつ

を満たす実数がある.よってである.

次にと仮定すると

より(式11)の左辺がより小さく,右辺がより大きくなって矛盾する.以上より

である.

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