東京大学 後期 1990年 第1問 (解答解説)
(条件)点
【解答】
まずはPの存在する領域を求める.そのために排反事象である
「点
以下の2パターンを考えれば良い.
-
が隣り合う二辺を通る. -
が向かい合う二辺を通る.
対称性から,前者の代表として
「1. OA,OCを通る」
場合を,後者の代表として
「2. OC,ABを通る」
ものを調べる.あとはこうして求めた領域に平行移動,回転等の操作をすることによって
1. OA,OCを通る時(隣り合う二辺)
図 1: OA,OCを通る時(隣り合う二辺)
とする.
この時,三角形OSTの面積は
である.
この元で直線
の通過領域を求める.
以下
であり,(式1)より
である.
図 2:
(式6)の(式9)の元での最大最小を求めればよい.
だから,図2より
が求める
図 3:
2. OC,ABを通る時(向かい合う二辺)
図 4: OC,ABを通る時(向かい合う二辺)
である.
この時,Qのうち
である.
対称性から
の時のみ考える.
この時題意の条件は
である.
直線
とかける.
以下
であるから
となる.この様子を図5に示す.
図 5:
対称性から他のパターンについても考えると,図6の斜線部(境界含む)が
図 6: 点P’の存在条件は斜線部(境界含む)
従って,
図 7: 点Pの存在条件は斜線部(境界含まず)
以上で点Pの存在領域がもとまったので,以下その面積
と求まる.