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東京工業大学 後期 2007年 解答解説 このページの閲覧数
#整数 #場合の数・確率
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東京工業大学 後期 2007年 第1問 (解答解説)

📝 問題

1 から 6 までの目がそれぞれ の確率で出るサイコロを 3 回振って出た目を順に とし, 次の 3 次方程式を考える.

  1. この方程式が相異なる 3 個の実数解をもつ確率を求めよ.

  2. この方程式が自然数解をもつ確率を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

表記の簡潔さのため

とおく.方程式について考える.

(1)

のグラフの概形を調べるため,一階微分を計算すると

だから,よりの増減表は表1となる.

()極大極小

表 1: の増減表

したがって, が 実数解を持つ条件は

と表せる.ただし,最終行でを利用した. 以下,(式6)を満たす整数を考える. まず,については任意であり,とのみ考えれば良い. 表記の簡潔さのため

とおくと,に対して値は以下のようになる.

表 2: のによる値の変化

これらの値は

という大小関係にあるから, に対応して(式6)を満たすをリストアップすると表3のようになる.

無し
の数

表 3: (式6)を満たすの一覧

したがって求める確率は

である.(答)

(2)

題意の自然数解を とおくと,ゆえ

だから,両辺絶対値を取ると

である.すなわちとの積がであることが必要である. まずはこの必要条件を満たすをに応じてリストアップする. に対して,より

であるから,この上限によって一定の制限があることに注意すると,一覧は表4となる.

表 4: を満たすの組

これを満たすを一覧化すると

表 5: を満たすの一覧表

である.それぞれの組に対しては3通り(偶数か奇数)が対応するので,の場合の数は

通りであり,求める確率は

である.(答)

【解説】

整数と確率の融合問題. おそらくあまり綺麗な解法は存在せず,地道な数え上げが必要な問題である.

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