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東京工業大学 後期 2003年 解答解説 このページの閲覧数
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東京工業大学 後期 2003年 第2問 (解答解説)

📝 問題

を 以上の整数とする. 直線 上の点 で, がともに 以上の整数であるものの個数を とする.

  1. を証明せよ.

  2. を証明せよ. ただし, は 以下の最大の整数を表すものとする.

✏️ 解答解説

【解答】

題意の直線は図のようになる.

直線$2x+3y=m$の様子.

図 1: 直線の様子.

さて,,をパラメータ表示するため,

を辺々引いて,

と は互いに素だから, として,

と表すことができる. ,が非負だから,に対する条件は

であり,従っては

をみたすの数

と言い換えることができる.

ここで,ガウス記号を導入する. これは 以下の最大の整数を表すものとする. すると(式6)は

と書ける.

(1)

(式7)を用いてを計算すると

となり,題意は示された.(答)

(2)

簡単のため,

とおくと,が(式7)に等しいことを証明すれば良い.

以下,をで場合分けして考える.とする.

\underline{\textbf{の時}}

この時,とおいてと(式7)をそれぞれ計算すると

および

より,が成立する.

\underline{\textbf{の時}}

この時,とおいてと(式7)をそれぞれ計算すると

および

より,が成立する.

\underline{\textbf{の時}}

この時,とおいてと(式7)をそれぞれ計算すると

および

より,が成立する.

以上で全ての場合が尽くされ,

がしめされた.(答)

【解説】

答案中では,ガウス記号を用いて比較的綺麗に式変形を行った. ただ,この問題はそのような道具を導入せずとも,(式6)さえ出ていれば で場合分けすれば正解を導ける. 場合わけの数は増えてしまうが,計算量はあまり増えないので有力だ. 以下別解として示そう.

(1)

(式6)に注意して を で割ったあまりで場合分けする. として,

の時の時の時の時の時の時

を得る.はとした時に該当し,このときいずれもはだけ増えるから, たしかに が成立する. よって題意は示された.

(2)

簡単のため

とおく. (1)と同様にをで割った余りで場合わけすると,

の時の時の時の時の時の時

である. (式30),(式32)を比較することで, たしかに であることがわかる. 以上から題意は示された.

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