東京工業大学 後期 2003年 第1問 (解答解説)
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を証明せよ. -
の最大値, 最小値を求めよ.
【解答】
(1)
と
となる.
図 1: 三角形OPQと,その
正射影の性質より,
である.ただし3行目で
(2)
(1)
及び
をみたしながら動く.この曲面は図2のようになる.
図 2:
この曲面と平面
ただし,等号成立は
である.
【解説】
(2)はありがちな関数の最大最小問題で様々な解法が考えられるところだ. 解答では図形的な解法を用いた.これは非常にシンプルで覚えておきたいテクニックである. そのほかいくつか考えられる解法を紹介しよう.
まず,上側の評価は非常に簡単で,コーシーシュワルツの不等式から一発で出てくる.
であり,等号成立は
下側の評価は境界が等号成立になるため,不等式で一発で求めに行くのは難しい. というのもたいていの不等式の等号成立条件は全ての変数が等しいときだからである. 下からの評価でもっとも簡単なのは解答のような図形的解法だろう. 別案として対称式を利用する方法もある.
であり,これを下から評価する.
であり,等号成立は
今回の問題では計算量が増えてあまり有効ではないが,球面をパラメータ表示する手も考えられる. すなわち
とおく.ただし
の最大最小値である.区間内で
である.等号成立は,下側は
を得る.ただし
を得る.