東京大学 後期 1998年 第1問 (解答解説)
xy平面上の点
-
点
が円 上を動き, 点 が円 上を動くとき, 第3の頂点 が動いた軌跡を求めよ. -
さらに, 直線
の上にある点 を中心とする半径 の円 を与える. 点 を適当にとったところ, 頂点 がそれぞれ円 上にあり, 角 が直角になるような直角二等辺三角形 がただ一つだけ定まったという. このときの の座標を求めよ.
【解答】
(1)
で与えられる.
点 Q が円
と書ける.
三角形QRSが二等辺三角形になる条件より,
であるが,(式2)より
が従う.
(式3)と比較して
を得る.ただし複合同順である.
複合正の時,
の内部を動く.
複合負の時,
の内部を動く.
以上二つの領域をまとめると
であり,図示して図1の斜線部分(境界線含む)となる.
図 1:
(2)
(1)の領域の境界の円の方程式は複合任意で
の合計四つである.
したがって,(式11)の領域と円
ここで(式12)の四つの円のうち,中心を
について,題意の直線
との距離は点と直線の距離公式より
であり,これは
よりも大きいから,これらの円と
従って,残りの
について考える.
図 2: 直線
-
点BまたはCで
と が内接する -
点AまたはDで
と が外接する
二つのパターンである.
となるような
だから,求める
である(複合同順).
この時,他の交点は存在せず条件に適する.
よって,
となるような
より
となる(複合同順).
以上で全ての場合が尽くされ,求める点は複号同順として
の四つである.