東京工業大学 後期 2001年 第2問 (解答解説)
-
を求めよ. -
の外接円の半径 を求めよ.
【解答】
である.
図 1: 三角形
題意より,これが
が必要である.
全く同様に,
題意より,これが
が必要である.
以上より
が必要である.
逆にこの時,
を満たすから,具体的な座標(式1)を代入して
が成り立つ.ただし,最後の行で
とおくと,(式26)から
だから,一つ目の式を加法定理で展開して
両辺二乗して整理すると
ここで
より変形を続けて
ここで,大括弧の中の
より負だから,この二次式は常に正であり,(式38)の実数解は
のみである.この時(式28)より
である.
また,
である.
以上の条件を満たす
の二つである.
対称性からいずれの場合も
よって,求める
である.
(2)
図 2: 三角形
(式46)より
であり,
従って,線分ABの長さは
である.
である.
ここで,
となるから,
である.
ここで,(式28)より
だから,
であり,(式56)に代入して求める外接円の半径は
となる.
【解説】
平面図形の問題.
三角形ABCがどういう時に最大になるかを式に起こして考えられるかがポイントである.
二つの円が同心円上にあるので,このような三角形は
と計算できるものの,これ自体を使っていくのは少し大変だろう.
さて,三角形ABCが最大となる条件の部分だが, 点と直線の距離の公式から同様の結果を導くこともできるので紹介する.
だから,
である.
が最小のとき.これは
この時
より,
であることが必要である.これは解答と同じ値である.