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東京工業大学 後期 1997年 解答解説 このページの閲覧数
#平面図形
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東京工業大学 後期 1997年 第1問 (解答解説)

📝 問題

放物線 を とし, 上に両端をもつ長さ の線分の中点の軌跡を とする. , および 直線 () で囲まれる部分の面積を とするとき, を求めよ.

✏️ 解答解説

【解答】

方針として,まずの軌跡を求め,ついで面積を求める.

そこでまず の軌跡を求める. 題意の直線の 2 端点 P, Q () とおく. この概形は図1である.

$C_1$の概形

図 1: の概形

, だから,

ここで,, とおく. および から

となる.題意の中点を とすると

となることに注意する.さらに,(式2)を と で書くと

で,これは(式3)を満たす.(式5),(式8)に代入しておよびを消去して, の関係を求めれば,それが求める軌跡である. (式5)からだから,(式8)から,

である,これがの軌跡である.はすべての実数を取る.

以上より,求める面積は図2の斜線部である.

$C_1$と$C_2$の概形

図 2: との概形

とが偶関数だから,の部分の面積の倍が求める面積であり,

ここで, () とすると,,又 となる があるので, (式15)に代入して

と面積が求まる.より,でだから,(式19)の極限は

となる.(答)

【解説】

かなり典型的な軌跡の問題である. 軌跡さえもとまれば後半の積分部分はただの計算であるから,前半軌跡を求めるところまでがポイントである.

軌跡を求める部分はわかりやすく対称式を利用することになる. 式の形的によりも,解答のようにとおいた方が計算は多少楽だろう.

求めた軌跡

はの極限で

に漸近し,かつでになっており,最もらしい軌跡であるから一定検算できて安心だろう.

後半の積分部分は

という典型的な形の定積分であり,の形の置換で解ける. この積分の一般的な形の原始関数は

になることは受験生ならば覚えておきたい.

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