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パスポートを更新してきたので,手続きの個人的備忘録.

更新手続きのパターン二つ

更新手続きには大きく分けて二つのパターンがあり,必要書類として戸籍謄本が必要かどうかが異なる.

  • 1: 現在有効なパスポートを持っている場合
  • 2: 現在有効なパスポートを持っていない場合

パスポートの有効期限が1年以下になった場合や,パスポートの査証欄(入出国時にハンコをおすページ)の残りが少なくなってきた場合は,1によって更新手続きができる.一方,パスポートの有効期限が切れてしまっている場合は2での更新となり,戸籍謄本が必要になる.従って,よほどの理由がない限り,パスポートの有効期限内に更新することを推奨する.(大反省点)

更新手続きに必要な書類

必要な書類は3点.共通で必要なのが

  • 45mm*35mmのパスポート用写真1枚
  • 一般旅券発給申請書

の二つ.前者は顔の大きさがかなり細かく指定されているので自分で用意するよりはそれ用の証明写真をちゃんと準備した方が良い.実際に私も3パターンの写真を持っていって一つしか使えなかった.最も,都庁の場合は証明写真機が併設されているので面倒な人はそこで写真を準備できる.

次に,一般旅券発給申請書は,インターネットからDLすることも,現地にいって書くことも出来る.迅速に対応してもらいたい場合は事前にインターネットから申請書を印刷していったほうが良い.5年か10年かはこの段階で選択しておく必要がある.未成年の場合は5年しか選べない.

最後に,現在有効なパスポートを持っている場合は有効なパスポート,現在有効なパスポートを持っていない場合は戸籍全部謄本が必要.これは個人だけでなく世帯全員の情報が載ったもので,かつ発行から六ヶ月以内のものだ.私のように未婚の人の場合,親と同一になっている.しかもこれはただ住民票がある市町村では発行不可能で,戸籍のある市町村でしか発行できない.私は親の地元から取り寄せる羽目になった.

手続きの実際の手順

必要書類を揃えたらパスポートセンターへ出向く.都内の場合は新宿都庁の他,立川,池袋,有楽町にある.私は都庁へ出向いた.新宿駅を出てから西へ少し歩かないといけないのが難点で,可能な人は都庁前駅を利用する方がベターだ.パスポートセンターは地下一階にあって,そこで必要書類3点を持って申請を出す.この段階ではお金は必要ない.私は平日に行ったので10-15分くらいで全ての手続きが終わった.ここでパスポートの引換証というのを渡される.

2回目はパスポートの引換証と現金を持って再度パスポートセンターへ行く.今度はパスポートの申請窓口ではなく受け取り窓口の方で手続きを行う.先にお金を支払い,その後呼び出されてパスポートの受け取りを行う.こちらも平日に行ったおかげか10分くらいで終了した.

まとめ

パスポートの更新は5または10年に一回しかやらないので一応日記として残しておくことにした.前回のパスポートは2020年で切れており,この時はコロナ真っ最中で更新しなくても良いかと思っていたのだが,今回出張で使うのでいざ更新するとなって戸籍がないといけないのに慌てた.頻繁にパスポートを使う人は面倒がらずに期限が切れる前に更新することをおすすめしたい(次回更新時の自分への注意).前回更新時はかなり並んだ気がしたのだが,今回は10分ほどで手続きができた.これは運が良かったのか,円安等の理由で海外旅行や出張が低調なためなのかはわからない.都庁の場合月~水曜日は午前9時~午後7時まで,木・金曜日は午前9時~午後5時までなので時間に注意すること.

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